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二十歳を少し過ぎたころだっただろうか



おもしろいところに連れて行ってあげるね。


叔母に誘われて

初めてその場所を訪れた




住宅街をぬけて

見えてきたのは

当時にしては珍しい

白い洋館



中に入ってまた圧倒される




見たこともない西洋のアンティーク



古時計






話声もかき消されるぐらいに


大音量で響くピアノの演奏




ピアノ






語らう大人たち・・・





"こんなところがあったんだ"





当時の私には苦すぎるコーヒーを

精一杯背伸びをして味わったものだ





その日から"そこ"は

私の憧れの場所になった




そのお店の名前は『パプロ』

パプロ・ピカソのパプロ



お洒落な人たちが

煙草を片手に

エスプレッソを楽しみながら

語らいあう・・・



そんな大人の社交場だったらしい・・・




時はながれ

不思議な縁と縁とが繋がって




今"そこ"は

"ラファエルの庭"という名前に変わり

古き良き佇まいで



今もかわらずにそこにある・・





シャンデリア






延々と刻まれてきた時の流れの中で

まだまだ新参者の私たちは


ただずっとそこにありつづけた

懐かさという恩恵に

今日もゆったりと包まれている・・・




天使2



* * * * * * * * * *


『あの奥の席でお見合いをして結婚した娘の
長男が、今年高校受験なのよ』

お帰り際にお客様がお話してくださいました。

改めてこの場所に流れている"長い長い時間"を感じました。


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